ippaの徒然なるままに

デベロッパーへ転職した日常を淡々と語るブログです

不動産デベロッパー勤務のいっぱの日々を語るブログ

宅建資格を活かした転職先・・・

宅地建物取引主任者になれたら・・・一体何者になれるのか!?

 

せっかく、資格取得のための勉強をし、資格を取得したら、何かに活かせるんじゃないかと思い、転職サイトを漁りまくりまくってやりました。

(主にenジャパンとかジョブセンスとか)

 

えーと(汗  意外と幅が狭かった・・・。

聞くところによると、不動産業界だけではなく、金融業界などでも資格の奨励が行われていると耳にしていたので、胸躍らせながら転職サイトを徘徊していたのですが・・・

 

いや、何これ、何この勘違いっぷりw

 

やっぱり、大手の場合、転職というよりは入社した後のスキルアップのための奨励であり、そのスキルを持った人を募集している訳ではないのね。大手企業の心の狭さにはガッカリですわ。

ガッカリですわーーーーー

 

結論としては、宅建主任者は、ただの宅建主任者でしか無い!という結果に至りました。

という訳で、不動産業界でのキャリアアップを目指していった方が良さそうだ。併せて三種の神器の「管理業務主任者」「マンション管理士」を取れということですね。

 

ただ、地方出身者の私にとって朗報だったのは、地方での需要はそれなりにあるということ。(給料は安いけど、インセンティブあるしそれでいいよね)

将来、地元の不動産やでキャリアの晩年を過ごしたい、なんて考えているそこのアナタ!!!宅建主任者を目指してみてはいかがでしょうか!?

2014年度宅建資格の試験について

今年も受験してきましたよ。宅建試験。

いやー、今年も民法が難しかった。途中で答えが3・3・3・3となってしまった時には、思わず「フフッ」とテスト中にも関わらず、自分の答えに吹きそうになった。

 

今年の大まかな感じとしては、

民法:去年と同じくらい(かやや難しい)

法令:去年よりやや易しい

業法:去年よりやや難しい

免除:モルタルのみ去年より難しい

こんな印象でした。

 

総じて、個数選択問題が多かった点で、去年より難しかったかなと個人的には感じました。組み合わせ選択問題であれば、消去法により回答が分からなくても取れる可能性があるけど、個数問題は結構正確な判断が求められるからね。(全部正解とか、全部間違い、とかあるので)

 

勉強している時にも思ったんだけど、数年前の試験を解いたりしてると、ここ数年の難易度の上昇が半端ないんだよね。もしかすると、来年の宅地建物取引主任者から、宅地建物取引士へ士業への変更を睨んでのことだったのかもしれないけど、受けている側からすると、過去に取った人と比べて求めてるレベルが違いすぎるだろう!と。

まぁ、業法はあまり難しくする余地が無いってのは分かるけど、実際そんなに実務で重要ではない(と仕事上感じている)民法であそこまで問わなくてもいいじゃない!?宅建受けてる人ってそんな判例とかよまねーよ!?

 

とまぁ、そんな感じで今年もボーダーを超えたか超えないかぐらいな点数なので愚痴を述べてみました。士業になろうがなんだろうが、やる仕事はかわんね~んだから、今年はボーダー従来までと変えないでね。お願いだから。。。

 

ここから後1か月半、合格か、不合格か、モヤモヤし続けないといけないかと思うと胃が痛い・・・

不動産会社に中途採用で入って困った点・・・

転職してみて、はや2年ぐらいですかね。。。

不動産業界という会社や人種というものにも、多少なり慣れてきたかな・・・なんて感じております。

 

一番慣れないときついな~と思ったのは、(たぶん)30代後半以降の人たちとの付き合い方かなと。やはりこの世代ぐらいになると、いわゆる「ブラック」「ホワイト」といった最近のボーダーラインを良くも悪くも意識していない人たちが多い様に感じます。

 

例えば、”上司や上役のいったことは絶対。サラリーマンとはこういうものである。”といった固定観念や、”この業界では昔はこうだったんだよ(だから今もこうやってね)”というローカルルールの徹底がなされれていたり。

 

ここで、新卒入社であれば、企業文化を分かったうえで「○○は変えていった方がいいと思います」なんてことを言いやすいのかな、と思ったりしますが、中途採用で入ってきた人間がいきなりそんなことを口走っても疎外されて終わりになってしまいがちです。

※このあたり、IT業界だともうちょい融通がききやすかった気がしています。

 

で、どうすれば話を聞いてもらえるかといえば、承認を取らなければいけない方々に対して「各個」に対して「承認の順番を考慮」して「理解」をしてもらい、「外堀を埋める」といった作業を常に行う必要があったりします。

 

あー、サラリーマンだなー

 

なんて思う瞬間でもあり、何やってんだろーとネガティブになってしまう瞬間でもあります。

 

この承認作業が中途採用で入ってきたときに、IT業界と全く違う考え方だったことはもちろん、(効率などを考えれば)全く意味が理解出来なかったので、慣れるまで非常に苦労しました。

慣れちゃってどうすんだよ!!と自分に突っ込みを入れたくなるけれども、しっかりと自分のポジションを確立してからでなければ何も出来ないのも然りだと思う訳で。

 

そんなジレンマが転職にはつきものなのかな・・・なんて思う今日この頃。

不動産業界が夏季休暇に入りまして。お休みが取れないケース

不動産業界も夏季休暇期間に入りました。

不動産業界に転職をされる方も、長期休暇って取れるの?って結構気になっていたりすると思いますが、(私の場合)夏季休暇は普通に休めました。

夏のお盆の期間は、やはり帰省される方も非常に多いですに、なにより「非常に暑い」ので、モデルルームなどに来場されるお客様も多分に減少傾向にあるようです。

では、どういったケースだとお休みが取れないのか・・・

私の様な、企画職の様な部門は、BtoBの交渉が多く、他業者がお休みのこの期間は普通にお休みとなるのですが、営業は状況によって出勤しているようです。

【ケース1:人気物件】

人気物件の場合、通常の週末だけでは来場客をさばききれないので、休暇期間も利用してさばいていく必要がある。大体の不動産デベロッパーは竣工前に物件を売り切ってしまいたいと思うものなので、集客が成功しているようであれば、竣工前の夢だけを見てもらう期間に売ってしまいたいものなのです。(注:住友不動産を除くww)

【ケース2:不人気物件】

不人気物件の場合、通常の週末はもちろん、よほどのインセンティブが無い限り、平日などにお客様は来ません。余りお客様の来ない夏季休暇期間でも利用して、通常の平日より集客があるだろうと一縷の望みをかけて出勤することがあります。

(もちろん、期待したほどの集客は無い。。。が社命ですw)

これも、いかに竣工するまでに売り切るか、ということのためと言えるでしょう。

 

なぜ、竣工前に売り切りたいのかというと、マンションが建ってしまうと、良くも悪くも仕様のグレードなどの現実が見えてしまうということもありますが、やはり

・どの年度の売上物件なのか

という点が一番重要だと思います。簡単に言うと決算に響くから

値引きを狙ってマンションを漁っている方もいると思いますから、こういった点も考慮して探すと効果的かもしれません。

例えば、今だと中央区や練馬あたりの物件はおおむね大変苦戦しているそうなので、狙い目ではないでしょうかね。(建築費高騰により、苦戦している物件は多岐に渡るようだけど)

 

という訳で、営業マンは頑張って働いているという話でした。(だっけ?ww)

不動産デベロッパーに転職してみて Part2

不動産デベロッパー(マンション)に転職してみてはや2年が経とうとしています。私が触れ合った職種の特性を少しご紹介。

 

【用地仕入】

用地仕入については、色んな会社で非常に求人が多いと思います。ただ、”かなりの激務””かなりの精神的ストレス”を抱えた仕事といえると思います。私の会社では、比較的ゆるい環境なのでのんびりしている感じはしますが、他の会社で働いた友人は、3か月であえなく退職していました。

大手企業であれば、資金力もあり入札で土地を買える確率もあると思いますが、用地仕入で重要なのは個人の地主さんから土地を直接買う事です。ここについて、やはり人に強くないといけないとやっていけないと思います。そして、買える確率なんてかなり低いので(建てる建物の目的によるみたいだが)、買えないプレッシャーを抱えている期間が非常に長くなってしまうでしょう。長く続いている人は、ストレスフリーな人間性を持っていると感じました。

 

【建築】

建築・・・言葉通り建物を建築するための設計をする方々です。建物の図面を精査する仕事から、施工の管理までを担当しているようです。(私の会社の場合)ただし、デベロッパーによって、設計を細かく精査する仕組みをもっているところと、外注に任せて仕組みを持っていない会社の2種類があるようです。

うーん、人としては、「アーティスト」な感じですかね。サグラダファミリアを作った人、というほどではないけども、建物に対するこだわりがコスト意識を超えている感じの人たちが多いイメージですね。やっぱり、図面(絵)を描く職業ってゆうのは、そっちの傾向があるのかな?なんて感じました。

でも、ブランド性を持つ個性ある建物を建築していくためには、こういった建築士の方々が必要なんだろうな、と感じる今日この頃。でも、一緒に仕事していてどうかと言われれば、「柔軟性がねーw」(妥協しないって意味ね)この一言に尽きますw

 

他の職種については、また書きたいと思います。では!

虎の門ヒルズ 行ってみた(少しだけ)

行ってみました虎の門ヒルズ

印象はというと、「することねぇw」でした。やっぱり何だかんだオフィスやらホテルやらがメインで、食事処はあるものの、遊ぶようなスポットじゃないですよ。

平日に若い人が集まってくるような場所になるのかなー?なんて思ってた自分が恥ずかしいw

どちらかというと、虎の門ヒルズから新橋方面へ向けての環状2号線の上の通りになる「マッカーサー通り」のシャンゼリゼ通り(笑)計画が進行すると楽しくなるんだろうな、といった感じっぽいっすね。

カフェとかは既にちょくちょく出来ているみたいだけど、まだまだ雑居ビルというか細々としたビルが乱立しているので、再開発によって綺麗に区画整理とかされるといいんだけど。

あそこが遊びに行くスポットになるのは果たして何年後でしょうかねー?1年は最低でもかかりそうに現状では見えましたよ。

これからの発展に期待です。

ちなみに、カモ虎課長というゆるきゃらがたまに出没しているようなので、そちらも要チェック!新橋を意識したであろうサラリーマン風レスラー風ゆるきゃらなので、ちょっと斬新な印象でしたよ。ぜひ探してみてくだせー。

【驚愕】プラウド立川タワーとかいうなんだこれ物件

最近、なんだこの物件は?という物件が登場しました。

プラウド立川タワー

何が何だこれ?なのかというとですね。それはもう価格しかないでしょう。いくらだと思います?中央線沿線かつ再開発の途中で駅直結物件。これだけ良い要素が揃っているとはいえ、都心の物件ではないんですよ?そんな中、

驚愕の坪単価350万(あくまで平均値付近の金額です)

これはねー、もう事件ですよ。坪単価350万も払えば、ある程度都心の高額物件が買えちゃいますよ。70㎡弱の3LDKの部屋が7,000万円もしちゃうわけですよ。

でも、売れてしまうところが「プラウド」たるところなのでしょうか。プラウド、ブリリア、パークマンション、パークシティ 等々、様々なブランドがある中で、現在一番ブランド価値の高いと言われているのがプラウドなので、その面目躍如といったところなのでしょうかね。

でも、個人的には、この金額払うんだったら、郊外であれば三鷹とかに住みたいし、都心であれば新宿の西新宿ホームタウンなんちゃらとかいう三菱地所さんのマンションに住んでみたいかな、とか考えちゃいますね。さすがに港区やら渋谷区の良い物件には届かないですけど。

実際のところは分からないですが、第一期販売が即日完売となっていたので、確実に200戸以上は売れていそうですよね。(全部完売だと230戸)

協力者住戸っぽいのを除くと残り70戸ぐらいか。第二期で売り切っちゃったら本当に凄いと思います。

建築費高騰前に仕込んでる物件だから仕様とかもいいのかもしれないけど、本当に信じられないぐらい高値なんだよなー。再販価格とかどの程度になるのか、今から見ものですね。って竣工が2年後だからまだまだだけど。

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