2013年末のマンション業界
さて、今年も年末がやってまいりました。
マンションデベロッパーとして迎える初めての年末です。
今年は、2020年オリンピックが決まり、増税が決まり、とこのあたりは不動産業界にとっても一大事です。
特に、オリンピックに関しては、将来的な影響も大いにあります。(それは別途書こうかと)
でも、近々でいうと、やはり増税でしょうかね。
9月いっぱいまでの駆け込み需要(と言われているもの)と、来年3月までの第二弾の駆け込み需要があると言われています。
実際9月までの駆け込み需要は、若干はあったものと思われます。
首都圏での体感としては、1割増し前後の販売増の影響があったのでは?といった感じでしょうか。
ニュースで騒がれているほどの影響は無い、というところが実情だと思います。
次に、来年3月までの駆け込み需要が発生するわけですが、こちらの方が実は例年の販売実績と比較して影響が出るかもしれませんね。
3月末までに引き渡せる・引き渡せないで大きな違いが発生するので。
新築・中古ともに年末~年明けにかけて問い合わせが増えていくものと思われます。
まぁ、実際の販売増に繋がるのかはまだ分かりませんが。
ローンを組む人にとっては、ある程度の金額までは増税後の方がメリットが大きいといった面もあるので、この辺りは世間の空気感に流されて買ってしまわないように注意、といったところかなと思います。
と考えると、あんまり販売は伸びないのかもしれないなぁ・・・大手グループは来期に物件まわしそうな予感だしなぁ・・・