不動産の電柱看板の効果
みなさんは、電柱によく「○○不動産」や「○○商事」といった看板がかかっているのを目にしています?
あまり記憶には残っていないかもしれませんが、街中いたるところに看板がかかってます。
おもに、マンションの周辺の道路や、駅の周辺などですかね。
でも、みんなの記憶にあまり残らないのに、なぜ看板を出しているのでしょうか。(ちなみに、1つの看板で年間数万円程度です。)
これは、ひとえに刷り込みの効果だと思います。今すぐに覚えてほしい!とか、今すぐに買ってほしい!売ってほしい!といった効果を期待して出している会社さんは極わずかだと思います。即効性を求めるならもっといい広告の仕方があるはずですから。
そのために、例えばマンションの周辺であれば、ほんとにびっしりと隙間なく同じ会社で埋め尽くされていることがあります。それは、自分の会社のマンションに限らず、他社のマンションに対しても行っている大手さんも多いです。
な・ぜ・か!?
それは、仲介事業(中古マンションの仲介)を行っている会社が多く、他社の物件も自分の会社で販売を行いたいからです。※この場合の収入は、仲介を行ったことによる手数料収入になります。
なので、売りたいなと思った時に、「あ、あの会社あったな」「そういえば看板出てたしこの物件の取り扱いも多いんだろう」なんて住人が思っていてくれれば御の字ということです。このあたりの物件のパイの奪い合いは、各社ほんとにバチバチやりあってますね。
TVのサブリミナル効果とかは違法だけどw、やっぱり何の商品を扱うにしても刷り込みは大事ということです。