ippaの徒然なるままに

デベロッパーへ転職した日常を淡々と語るブログです

不動産デベロッパー勤務のいっぱの日々を語るブログ

販社はつらいよ・・・

私が不動産デベロッパーに転職してはやxx年。(1年ぐらいです。てへぺろ

 

デベロッパーって企画して販売して・・・と製販一体のデベロッパーもあれば、企画だけして他は外注といった会社も多い(多かった、が正しいかも)です。

 

この中で、今回は製販一体でないケースをご紹介しようかと。

 

たとえば、APAマンションさんの、CONOE(東日本橋駅前)の場合。

売主:アパホーム株式会社

販売提携(代理):シティインデックス株式会社

となっています。(細かい部分は割愛しています。)

 

表題の、販社はつらいよ・・・と書いているのは、このケースの場合のシティインデックスさんの立場ですね。

アパグループの場合、首都圏での販売実績が薄いため、そのエリアで多少なり経験のある販社を使ってノウハウを吸収しつつ効率よく販売を進める必要があったのではないか、と思われます。

 

と書くと、あれ?販社って結構優遇されそうなもんじゃないか?と思われたそこのアナタ!!!そんなことはありません。(上記の販社を指して言う訳ではなく一般的に、ととらえてください)

当たり前の話ではありますが、販売の方針を完全に独自に組めるわけでもなく(予算的な意味でも)、売れなければ責任は取らないといけないし、自社の物件を販売する場合と違って、自由に何かを出来ることは少ないと思われます。

(例えば、販売のための公宣費はデベロッパー側から基本的に予算をもらい、その中で戦略を立てていくことになります。)

 

大手デベロッパーさんなんかがより顕著なんだと思いますが、不動産デベロッパーの営業さんって意外に「必要以上にガツガツしていない」印象です。もちろん体育会系ではあるけれどw

 

でも、販社の方は、売れなければ今後販社として継続して契約してもらえないし評判も悪くなるし、で実際ノルマがかなりきつい印象です。特に、上記のシティインデックスさんの場合は自社物件もあるので違うでしょうが、販売を専門に行っている中小の会社だとかなりきつそうです。

お客さんがいないときには、上司から部下へきつい叱責が飛んだり、といったシーンも結構見かけた、と聞きました。売れなければ当たり前、なのかもしれませんが、同じような売り上げでも立場が違うだけでこれだけ精神的にも物理的にもプレッシャーが違うなら、デベロッパー側を選びたいな、と思った今日この頃でした。

 

不動産販売の会社への就職、転職をお考えの方の参考になれば幸いです。

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