不動産会社に中途採用で入って困った点・・・
転職してみて、はや2年ぐらいですかね。。。
不動産業界という会社や人種というものにも、多少なり慣れてきたかな・・・なんて感じております。
一番慣れないときついな~と思ったのは、(たぶん)30代後半以降の人たちとの付き合い方かなと。やはりこの世代ぐらいになると、いわゆる「ブラック」「ホワイト」といった最近のボーダーラインを良くも悪くも意識していない人たちが多い様に感じます。
例えば、”上司や上役のいったことは絶対。サラリーマンとはこういうものである。”といった固定観念や、”この業界では昔はこうだったんだよ(だから今もこうやってね)”というローカルルールの徹底がなされれていたり。
ここで、新卒入社であれば、企業文化を分かったうえで「○○は変えていった方がいいと思います」なんてことを言いやすいのかな、と思ったりしますが、中途採用で入ってきた人間がいきなりそんなことを口走っても疎外されて終わりになってしまいがちです。
※このあたり、IT業界だともうちょい融通がききやすかった気がしています。
で、どうすれば話を聞いてもらえるかといえば、承認を取らなければいけない方々に対して「各個」に対して「承認の順番を考慮」して「理解」をしてもらい、「外堀を埋める」といった作業を常に行う必要があったりします。
あー、サラリーマンだなー
なんて思う瞬間でもあり、何やってんだろーとネガティブになってしまう瞬間でもあります。
この承認作業が中途採用で入ってきたときに、IT業界と全く違う考え方だったことはもちろん、(効率などを考えれば)全く意味が理解出来なかったので、慣れるまで非常に苦労しました。
慣れちゃってどうすんだよ!!と自分に突っ込みを入れたくなるけれども、しっかりと自分のポジションを確立してからでなければ何も出来ないのも然りだと思う訳で。
そんなジレンマが転職にはつきものなのかな・・・なんて思う今日この頃。