マンション?一戸建て?上物が0円?
マンションを買うか、一戸建てを買うか、東京周辺に住む人にとっては一生のテーマな気ですよね?
完全に郊外であれば、そもそもマンション自体が少ないしそんな迷うことはあまり無いでしょう。完全に都心であれば、予算的な意味も含めて迷うことはあまり無いでしょう。
でも、例えば埼玉の南側や、神奈川の横浜や川崎あたりだと、少し駅から離れればマンションの一戸建ての値段に大して差がありません。
私は田舎出身なもので、一戸建ての方がいいじゃん絶対なんて昔は思っていました。(今も若干思っていますw だって自由じゃんw)
でも、将来的な資産価値ってどうなのよ!?ほんとに一生そこに住むの!?ということを今一度たちかえって考えてみてください。でないと後悔することになるやもしれません。
なぜ、こんなことを言うかというと、大体の不動産を買う人はご存知なんだと思いますが、一戸建てって上物の価値がびっくりするぐらい無いんです。
20年経てば、基本的に売る際に「0円」になると考えていいでしょう。
建てるときにいくらがんばって設計士に頼んで自分好みに仕上げて「どや!住みやすいだろ!」と自信のあるお家に仕上げても、20年経てばほぼ0円なんです。
2000万円の土地に2000万円の上物を建てても、売る時には土地の2000万円(路線価が変わっていなければ)でしか売れないということですね。
では、マンションはどうでしょう?
マンションは、土地を切り離して売ることがそもそも不可能なので、土地の権利と部屋がワンセットでいつまでもくっついてくることになります。部屋ありきの土地なので、部屋が0円になるということはありません。
じゃあ、マンション買った方が得じゃね? いやいや、そんな単純にもいきません。
マンションも、立地や仕様・設備がある程度よくない限り販売当初の価格を上回ることなんて難しいですし、駅から10分離れているマンションであれば、20年ぐらいをかけて年々徐々に価格を下げていくのがほとんどです。
ただし、一戸建てと異なるのは、値段が下がる幅が狭いこと、売りやすいこと(流動性が高い)ではないでしょうか。
どちらを選ぶのが幸せかは、買う人次第ですが、一生そこに住むことを決めているのであれば一戸建て、その土地を離れる可能性があるのであればマンションを選択するのが個人的には賢いと思っています。
もっと言うと、マンションも新築というプレミアムが消えて価格が少しこなれてきた中古マンションを買うのが一番賢い選択肢なんだと最近思えてきました。
だって、買った瞬間一割価格が下がるってどうなのよw
ま、まぁ、憧れるんだけどねw